【青戸】ニーズに合わせた支援を行うために。作業プログラムを拡大中☆
news2021/09/23
こんにちは、テイクハート青戸スタッフです。
突然ですが、就労を目指されている方、支援者の方に質問です(^^)/
「職業準備性ピラミッド」という言葉をご存知でしょうか。
「職業準備性」とは、障害の有無に関わらず就労する上で必要とされる、働くことについての理解・生活習慣・作業遂行能力や対人関係のスキルなどの基礎的能力のことです。
継続して働くためには「健康管理」「日常生活管理」「対人技能」「基本労働習慣」「職業適性」という5つの資質が必要とされています。
「職業準備性ピラミッド」は、この5つの項目を階層で並べたものです。
ピラミッドの一番下から順にしっかりと備わっていないと、働き続けることが難しいとされています。
就労移行支援事業所では、こちらの職業準備性の指標を使うことで、お一人お一人の状態を把握します。
今、何ができていて何が不十分なのかを理解することで、その後のアドバイスや訓練、支援を通し、職業準備性を高め、就労へと結びつけています。
事業所への通所を始めることで、ピラミッドの下段から一歩ずつ就労に向かう方が増える中、項目の5つ目にある、「職業適性」部分で悩まれる方が多いという課題を改めて感じています。
そこで、この秋からテイクハート青戸では「作業プログラム」を通しての支援に一層力を入れています。。
現在は主に3つのプログラムが毎週行われています。
A.機能訓練プログラム
B.軽作業プログラム
C.事務作業プログラム
プログラム内容は異なりますが共通目的は以下の3点です。
・利用者さん自身が自分の特性を知る
・特性から自分自身に合う職業選択を考えるきっかけを作る
・毎回の日報(振り返りシート)を記入、スタッフと振り返りを行うことで客観的な視点(評価)を知る
自身の特性を知ることで、より職業適性を高めることを意識しています。
☆作業プログラムの種類
A.機能訓練
主な対象者:高次脳機能障害の自己特性を理解したい方
⇒高次脳機能障害のリハビリを行うトレーニング
(PCソフトによる7種のトレーニング活動や多様なワークシート)
B.軽作業プログラム
主な対象者:PC事務以外での就労を希望される
⇒各種軽作業を実施
(仕分け作業、組み立て作業、郵送物準備、チラシ折り等)
C.事務作業プログラム
主な対象者:事務職での就労を希望される方
⇒主としてExcelへの入力作業等
(基礎~応用 全13種)
☆振り返りについて
・評価は「振り返りノート」を使用し、作業プログラム終了時に自身で記入
・その後、担当スタッフとの意見交換
終了後は、「意外と集中力は自分の強みであることが分かった」「作業の中盤で正確さが欠けてしまう」
「細かい手作業は苦手」など、早速色々な気づきの言葉も出てきています。
こうした特性を知ることで、就労準備には必要不可欠です。
とある利用者さんからは、
「自分は作業の丁寧さがひとつの課題と考えているので、作業プログラムで丁寧さを向上させたい。」
と振り返り時にお話があり、就労を意識した訓練に繋がっていると感じています。
数多くある就労移行支援事業所ですが、こうしたプログラム内容は事業所によって大きく特徴が出てきます。
一点に特化する事業所、皆で同じ作業練習をするところなどなど様々ですが、
テイクハートはでは、お一人おひとりの最適かつ最短の「一般就労」実現の為、作業系のプログラムでも個別対応が可能です。
自身の特性が分からない、高めたい能力があるが訓練の場がない、そんなお悩みを持たれている方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談下さい。
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