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【利用者さん作成】「伝えたいこと・御礼」

work2020/09/30


こんにちは。利用者の兄貴です。

筆者は先日、企業の内定を貰いました。
9月末で筆者「兄貴」は、テイクハート青戸を卒業します(引き続き、定着支援ではお世話になりますが・・・)

卒業をする前に筆者の振り返りを、書かせて頂きたいと思います。

まず筆者について、簡単に説明しますと・・・。
テイクハート青戸(以降、TH)の中で年齢は高め、職歴も多い、直近3社の企業は短い期間で退職してしまっています(汗)

THに入って、まず目指したのはフルタイム(10:00-15:00)の通所でした。
通所する事で意識したのは、人とのコミュニケーション。

ここについては、相手も、環境も関係する事なので、何とも言えませんが、恵まれた事にTHは利用者の方やスタッフの方々が、とても良い人たちばかりで凄くコミュニケーションし易かったです。

コミュニケーションができてのイベント参加、1人で訓練する時間は資格取得をするなど、THに通所する事で生活リズム作りを毎日・毎月と意識してきました。

最終的に就職できた時のフルタイムを常に意識して、自宅に帰ってからの過ごし方や生活のリズムが大切だと教えて貰いました。
(フルタイムじゃなくて、時短であっても同じ事が言えると思います)
THのフルタイムは、社会に出ると短いので終わった後の体力も意識し、体調が辛い時の理由なども、自己分析したりしてました。

そして資格取得。資格自体、元々ほぼ持って無かったので、資格合格を意識してました。
(何でも良いわけじゃなくて自分の目指すスキルや経験へのプラスになるもの)正式通所になってからの3ヶ月間は、こんな感じに過ぎていきます。

2020年になり、そろそろ社会復帰も視野に入れる為、実習を意識し始めました。
しごと財団への面接、実習前企業面談など動いていた時に、今のコロナの状態が始まり企業の実習応募がなくなり、就活もSTOP。
先が見えない世の中で実習・就職が暗雲期に入りました。

緊急事態宣言などで在宅を余儀なくされた時は、自宅でeラーニングや気分転換をして腐らないように、来る日に備えてました。

初夏の辺りから社会も新しい生活様式で動き出し、実習も少しではありますが動きだしました。
おかげで実習をする事ができて、今回の企業とのご縁に繋がりました。

「就労移行支援事業所に通っている意味。」
筆者が思う事は、サービス(事業)を最大に活用する事だと思います。

コミュニケーション、面接練習、資格取得、メンタルヘルス講座の学びに加え、就労パスポートの相談や生活リズムを作ることも。
実習や職場の実態を知ることなど、とにかく提供してくれているサービスを使いきる!事が、通う意味だと思います。

筆者は社会経験が長く、ずっと一般枠でやってきました。実社会と比べ、とても心地よい環境です。
(厳しい言い方をすると、実社会はこんなに優しくない)
ずっとTHに居たいと思っても、いつかは社会に出る(THを卒業する)日が来ます。
・・・そのタイミングが自分発信か、他の理由かは別として。

社会に出れば人と接する事をゼロにする事はありません。
時間が経てば、どんどん色々な人と接する事が出てくると思います。
話をするのが面倒臭いな、また知らない人が入って来たよ・・・。
そんな時、話やすい環境を作ってくれるのも、作ってあげるのも人です。

(筆者は作ってあげられる人になりたいと思っています)

自分の気持ちを犠牲にせず、相手とコミュニケーションを取る 「アサーション(アサーティブ)」という言葉をTHで習いました。
今まで自分の気持ちを犠牲にしてきた事が多いので、このように習った事を実社会に活かしながら、社会生活を過ごして行けたらと思っています。

長くなりました。
今まで筆者に携わってくれたスタッフの方、利用者の方、このブログを読んでくださっている方々、有難うございました。
テイクハートから多くの方が就職できる事を願っております。

本当に御世話になりました、ありがとうございます。