統合失調症 家族教室に参加させて頂きました☆
news2019/12/20
こんにちは、テイクハート青戸です。
blogをご覧の皆さま、葛飾区では「統合失調症家族教室」という学習の場があることをご存じですか??
5月~12月まで月一回のペースで定期開催をされておりました。
残念ながら今回で一区切りとなり、また来年も開催予定とのことですが、最終回となる12月の会にも参加をさせて頂きました。
初回は20名前後の参加でしたが、回を重ねるごとに参加者の方もどんどん増えていた印象を受けました。
今回のテーマは「家族に伝えたいこと」ということで、
・精神障害者家族の実情
・家族の高齢化
・家族支援 などについてお話を伺いました。
その中で最も印象に残ったお話しをピックアップさせて頂きます。
・統合失調症の経過を決めるものは、発症時の重症度ではないということ。症状は本人の対処法と環境の支援で大きく変わる
・精神障害を持つ人の自立とは、自分で稼いで人に頼らない生活をすることだけではなく、出来ることは自ら行い、出来ないことは人に頼むことが出来る力を持つこと。
・統合失調症に影響を与える要因は、長く一緒に時間を過ごす存在とのかかわり方。
(特に親御さんのかかわりが重要であり、その影響は服薬以上に影響を大きく変えていくとのこと)
また、家族に精神障害を抱える方がいる場合、ご家族も約4割の方々が服薬しているとのデータもあり、改めて当事者のみならずご家庭との協力関係が必要であることも知りました。
ここに記載しきれないことも多々ありますが、このような学びの機会を頂けたことに感謝です。
そして、こうした機会が必要としている方々へより広がることを願います。