「許すこと」とチーズケーキ
news2020/03/11
こんにちは。
地中の虫やカエルが冬眠から覚めるという啓蟄(けいちつ)。
少しだけ暖かさを感じる3月の午後、我孫子けやきプラザで
「輪になって話そう@けやき和室」に参加しました。
お題は「許すこと」について。
自分にとって許せない出来事や人など参加者と体験談を語り合いました。
「許す」ってとても難しいですよね。
子どものころに体験したトラウマや大人になって人から言われた心ない言葉。
(写真:嫌いな人の名前などを書いて思いっきりちぎってすっきり)
「全ての悩みは対人関係だ」と心理学者のアルフレッド・アドラーは言っています。
私たちはたったひとりで生きているのでなく、
親、兄弟、友達、同僚など様々な人とのかかわりの中で生きています。
許せない出来事を永遠に遠ざけることはできるでしょうか?
許せないというネガティブな感情(重荷)を持ち続けると
自分が苦しくなりますよね。
ですから「許せない人を許す」のではなく、
「自分のために許そう」と考えられれば楽になるかもしれません。
(写真:終了後は皆さんすっきり)
今日入ったケーキ屋さんのチーズケーキがとっても美味しくて
幸せな気分になった時、なんとなく「許せる」気持ちになったりします。
許せる強さと優しさ、他者に完全を求めない寛容さを持ち合わせれば、
時間をかけても許すことができるかもしれません。
・・・と、言うのは簡単ですが、
「許す」ことができた時、自分も人間的に少しは成長できて
また、「許した人」をもより深く知れるかもしれませんね。
テイクハート我孫子 利用者・KiKi