【テイクハート成田】SST!ペーパータワーを作ろう!
news2024/09/13
こんにちは。利用者のNAです。
今回はSST(ソーシャルスキルトレーニング)の一環としてぺーパータワー作りをしました!
私は何か関東の美術館の市民エリアにあるような新聞紙製のオブジェみたいなものを想像し、みんなで作るのかしら……と思っていたのですが、実態は全く違いました。
まず、私たちは5人一組となり、2組のチームに分けられました。そして30枚の紙が渡されます。
「この紙でぺーパータワーを作ってください。より高いタワーを作れた方の勝ちとします。」そう言われて、そのまま私たちは5分間、タワーの作り方を会議して、そのまま10分間タワー作りをする事になったのでした……
私たちの班は安定性を重視して、四つ折りにした紙に切り込みを入れて積み重ねる形にしました。
隣の班は紙をうまいこと折って柱にして、それを慎重に積み重ねる、という手法を取ったようです。
↑私たちの班のぺーパータワー。安定性には優れているのですが、高さを出すには少し難がありました。
↑もう一つの班のぺーパータワー。とにかく高さを目指して作られたようで、私たちが到達した高度を軽々と超えていきました。
結果的に、二回ぺーパータワーを作り、二回とも負けてしまいました。
しかし、その際にチームでアイデアを出し合ったり、ああでもないこうでもないと実際に作りながら微調整を重ねていく事には何とも言えない喜びがありました。なかなか楽しかったです。
私は寡聞にして知らなかったのですが、SST、ソーシャルスキルトレーニングの手法の一環としてぺーパータワーを作る、というものがあるそうです。
【自分の意見を言い、他者の意見を聞き、意見をまとめる。グループで協力して取り組むことでチームワークを高める。】
テイクハート成田ではJAM活動と称して事業所内で疑似的に会社を作り、その中で実際に組織の一員として動いてみる、という訓練も実施しています。チームの構成員としてより優れた人材を育成をする、という目的で見ると、ぺーパータワー作りもJAM活動に近い所があると思います。
テイクハート成田では、今回の訓練に代表されるように、就労に向けた実践的な訓練が数多く行われています。皆様もぜひ見学・体験をされてみてはいかがでしょうか。