こんにちは。テイクハート我孫子です。
今日は、皆さんにご紹介したい 一通の手書きメッセージ があります。
利用者のHさんが、便箋いっぱいに、テイクハート我孫子での取り組みや感じていることを書いてくださいました。

読み終えたとき、「ああ、Hさんの頑張りを、事業所の外の人にも知ってほしいな」と心から思いました。
✏️ 便箋に綴られていた「今、取り組んでいること」
便箋の中には、今テイクハート我孫子で主に取り組んでいることが、丁寧な文字でまとめられていました。
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自分が主催する講座の準備をしていること
(慣れないパワーポイントのスライド作成を、周りの利用者さんに教わりながら少しずつ形にしていること)
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心理講座や就労準備に関する講座に参加し、日々の通所がとても充実していること
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以前は人と話すことがあまり得意ではなかったけれど、最近は他の利用者さんとも楽しく会話ができるようになってきたこと
そして最後には、
テイクハート我孫子はとても活気があって、みんなが自分のペースで就労に向かって努力している。
自分も就職できるように、これからも頑張っていきたい。
という、あたたかくて前向きな一文が添えられていました。
便箋そのものが、ひとつの「成長の記録」のようで、読んでいて胸がじんわりしました。
🤝 面談を通して伝わってきた “これから” への思い
最近、Hさんと個別面談を行いました。
内容の細かいところはここでは控えますが、
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日々の訓練の中で感じていること
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これから挑戦してみたいこと
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就職に向けてのイメージや、不安に感じていること
を、ゆっくりと言葉にしてくださる姿がありました。
「焦らず、一歩ずつ前に進みたい」という気持ちがしっかり伝わってきて、今回の手書きメッセージともつながる時間になりました。
🌈 支援員として感じたこと
この手紙を読んで、改めて感じたことがあります。
テイクハート我孫子で過ごす時間は、
「特別なことをした人だけが成長する場」ではなく、
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パソコンがちょっと苦手でも
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人と話すのが少し緊張しても
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体調やメンタルに波があっても
自分のペースで一歩ずつ進んでいける場所でありたい ということです。
今回のHさんも、決して一気に変わったわけではありません。
講座に参加し、少しずつ通所日数を増やし、支援員や他の利用者さんとの関わりを重ねるなかで、
「やってみたい」「伝えてみたい」という気持ちを、自分なりの言葉で表現できるようになってきました。
その「一歩」を、支援員としてそばで見守り、一緒に喜べることが何よりのやりがいだと感じています。
🚀 これからの楽しみ
利用者さん主催の講座が、事業所のプログラムとしてたくさん開かれたらと思っています。
そのときには、ポジティブな気持ちで、きっと大きな自信につながっているはずです。
そして、このブログを読んでくださっている方の中にも、
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「今の自分のままで就職を目指していいのかな…」
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「一歩踏み出したいけれど、少し不安がある」
と感じている方がいらっしゃるかもしれません。
テイクハート我孫子では、それぞれのペースや想いを大切にしながら、
一緒に「自分らしい働き方」を考えていくお手伝いをしています。
📝おわりに
今回ご紹介した手書きメッセージは、
利用者さんの「今までの歩み」と「これからの決意」がギュッと詰まった、とても大切な一枚です。
Hさんに許可をいただき、画像をそのまま掲載していますので、よろしければ文字の温かさも感じながらご覧ください。
これからも、利用者さんの小さな一歩や、事業所の日常の温かい瞬間を、ブログを通してお届けしていきたいと思います。