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【金町】命は時間

news2021/09/01

テイクハート金町の生活支援員 細谷です。

今日は9月1日。
防災の日です。
新学期が始まる日です。
昨日の雨からなんだか空気が一気に秋めいて涼しくなりましたね。

今日は、私がいつも心にとめている「言葉」について書きます。

2017年7月に105歳でお亡くなりになった聖路加国際病院名誉院長 日野原 重明先生。
テレビにも出演されていましたのでご存じの方も多いのではないかと思います。
私は「グリーフケア」に関心を寄せていましたので、先生の書いた書籍やニュースなど、ピックアップしておりました。

その頃のわたしはいつも。「命はなんで大切なの?」という問題に直面しておりました。
そう聞かれても、自分の言葉で明確な答えが出せずにいたのです。

日野原医師は、10歳の子供たちに思いを伝えたい、と、出張授業をしたり講演会でお話しされたりすることがありました。

『心臓は生きるためには必要だけど、そこに命があるわけではない。これから一番、大切なことを言います。
命とは、人間が持っている時間のことです』
『心臓は‘いのち‘ではありません。心臓は単なるポンプです。‘いのち‘は目に見えないものです。確かにあるものだけれど、でも、目には見えない』
『では、‘いのち‘とは何か。‘いのち‘とは、私たちが持っている時間の証なのです』
『人が望みとはなんでしょう。
平和です。平和というのは‘人が与えられたいのち(=時間)‘を壊されてしまわないことです。』

⦅命とは、時間である。
死んでしまったら、自分で使える時間がなくなってしまう。
一度しかない人生。
自分の命をどう使うかを考えながらいきてほしい。
さらに言えば、その命を自分以外の何かのために使うことを学んでほしい。⦆

 

私が心に留めている言葉。

皆さんにも、そんな言葉はありますか?

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