【金町】行動変容とは?
news2024/02/05
皆さんこんにちは!テイクハート金町です。
今日は、「行動変容」について解説していきたいと思います。
行動変容とは、「人の行動が変化する」ことです。また、人の行動は「5つの段階を経て変化する」としています。
参考:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/s-07-001.html
行動変容ステージモデル
行動変容では以下5つの段階を経て、人の行動は変わるとしています。
①無関心期
②関心期
③準備期
④実行期
⑤維持期
それぞれの状態と、次のステージに進むための行動について解説します。
①無関心期
無関心期とは、6ヶ月以内に行動を起こす気がない状態です。行動する必要性を感じていない、行動するメリットがない、などの状態が考えられます。関心期に移行するためには、行動を起こすメリットを本人が実感することが必要です。具体的には、行動を変えることのメリットを伝える、行動を変えないリスクを伝えるなどの方法があります。
②関心期
このフェーズでは、6ヶ月以内に行動を変えようと思っています。本人に課題意識があり、行動を変化する必要性を感じています。しかし、どのように動くべきかわからない、行動することによって起こるデメリットを考えてしまい、直ちに行動を起こす意思がありません。そのため、行動することのメリットをイメージさせることが必要となります。例えば、目標とする同僚社員や上司などをモデルにし、イメージすることで、具体的な行動変化のイメージや成果が想像しやすくなります。目先の目標ではなく、中長期的な目線でのメリットが実感できると、モチベーションにつながります。
③準備期
準備期のフェーズでは、行動を実行に移したいと本人が思っている状態です。1ヶ月以内に実行したいという気持ちがありますが、この段階ではまだ行動を起こしていません。たとえば、資格をとるために参考書を購入したなどの状態が、これに該当します。この段階になると、本人にモチベーションがある状態となり、次の段階へ移行がしやすい状態です。周囲に宣言するなどして、自分にプレッシャーを与えることで、スムーズに実行に移せます。
④実行期
実際に実行し始めた段階で、行動変えて6ヶ月以内の状態がこの実行期です。実行期の初期段階では、メリットが実感できず、準備期や無関心期に戻る可能性があります。逆戻りしないために、実行できたことを自ら称賛し、モチベーションが維持できるように工夫することが大切です。たとえばダイエットの途中で甘いものを食べようとする際に、ローカロリーの食べ物で代用するなどの対策が効果的です。
⑤維持期
維持期は行動を変化させて6ヶ月以上経った状態です。この段階まで来ると、行動変容によるメリットが実感でき、「習慣化できた」と言えます。実行期と比べると、逆戻りしにくい状態ではありますが、途中で面倒になったり、逆戻りする可能性もゼロではありません。そのため、実行期と同じように逆戻りしない対策を立てる必要があります。ここまでやって初めて成功体験として本人が自信を持つことにつながり、次の行動変容時にはよりスムーズに行動を起こすことができるでしょう。
いかがだったでしょうか?
それまでの生活習慣や考え方を変えるのは一苦労ですよね。
ですが、一念発起して何かにチャレンジすることで理想の自分を手に入れられるかもしれません。
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